ピラミッドの巡り方 エジプト編 part2

エジプト

散々な内容となった初日から切り替え、2日目はまるまるピラミッド観光です。今回のアフリカ旅行の目玉の一つでもあります。

ギザの3大ピラミッドとは

ギザの3大ピラミッドとラクダ
ギザの3大ピラミッド
ギザの3大ピラミッドとは

ギザの砂漠にある3基のピラミッドの総称であり、隣接するスフィンクスとともにエジプトを象徴する世界遺産です。

造営は紀元前2500年頃であり、古代エジプトファラオの、クフ王、カフラー王、メンカウラー王のお墓とされています。

3基のピラミッドの中でも、クフ王のピラミッドは一番大きく、底辺230m、高さ147mにも及びます。

現在まで発見されたピラミッドは130基以上ありますがそのほとんどがナイル川より西側にあり、このギザのピラミッドも西側に位置しています。これは日が沈む西側は死者の国を意味するといった説や、西側の方が標高が低く石を船で運びやすかったなどの説があります。

ピラミッドへのアクセス

ピラミッドのあるギザはナイル川を挟んで市内の反対側にあります。

ゆっくり観光する場合はギザ市内にホテルをとった方が確実ですが、カイロ国際空港から車で1時間ほどの距離であり、市内からの日帰り観光もできちゃいます😁

ピラミッドは入り口が二つあります

東側ゲート(KFCやケンタッキーがある側)

東側ゲートはその周辺に宿がたくさんあり、個人旅行者はここのゲートから入場する方が多いです。ゲートの開門時間は朝の7時半ごろですが、時間は流動的なので適宜確認が必要です。エントランス前にはピザハット、KFCが入ったビルがあるので目印になります。

Screenshot

白い建物の右側にある扉の奥にチケット販売所があります。チケットを購入後、この白い建物で荷物検査をうけて入場する流れとなります。チケットはカード払いのみですが、事前にオンラインで購入することも可能だそうです。

チケット料金に関しては2024年5月時点で、Areaチケット(敷地内に入るチケットでピラミット内部には入れない)が540EGPで、クフ王とメンカウラー王のピラミッド内に入れるチケットは別途900 EGPと220EGPが掛かります。 ※北側ゲートでもチケット料金は変わりません。値段は定期的に変更されているようです。

注意

東側のゲートの奥には商店街がありますが、そこを通過してくる方は、現地人の勧誘に気をつけてください。観光客を狙って『チケット売り場はそっちじゃない!そっちは入れないこっちだ!』といって偽物のチケットを買わされるケースがあるそうです。

悲しいことですが、エジプトでは簡単に現地の人を信じてはいけません。

北側ゲート (大きな駐車場がある側)

北側ゲートは団体の観光客がメインのゲートになっています。大きなバスや車がたくさん止まっています。

なぜかGoogle mapには表示がないので、写真を載せておきます。

Screenshot

北と東どちらから入場しても料金は変わりませんが、最初にみえてくる景色が違ってきます。

東側はゲートを潜るとスフィンクスが目の前に現れ、北側はクフ王のピラミッドが目の前に現れます。

僕は東側のゲートから入場しました。朝8時に到着したところまだゲートはしまっており、係員?かよくわからない人に、ここはオンライン専用なのでオンラインでの購入が必要だと謎の説明を受けましたが、その数分後に正規のゲートがオープンし、無事チケット購入しました。入り口付近は正体不明の現地人から色々言われることがありますが基本的に無視で結構です✋

チケット購入の時に前に並んでいた年配の日本人女性がいたので少しおしゃべりしました。

前日の苦労話を聞いてもらい少し、心が晴れました。その方はゲートの真ん前のホテルを取ってるらしく、今夜ピラミッドのライアップショーがあるので見にこないかとお誘いを受けたので、楽しみが一つ増えます😁

敷地内の歩き方

敷地内は広大であり、そのほとんどが砂漠となっています。ただ敷地内にはそれぞれのピラミッドを結ぶ舗装道路があり、そこを馬車やラクダで移動することも可能です。体力のない方や、急いでる方はそれらを利用するのが良いでしょう。

ただ、ピラミッド3基を見渡せるPanoramic viewまでは舗装道路はなく基本的に砂漠が続くのでラクダ等に乗った方が賢明です。

東口エントランスを抜けるとすぐ横に、ラクダや馬車は1時間500EGPと記した看板がありますが、あくまでこれは最低価格の目安であり、ラクダ商人との交渉が必要となってきます。これがかなりの難敵です。(記事の下で記載あり)

僕は東口のエントランスを抜け、スフィンクスのある方向にそのまま直進します。この間もかなりの数のラクダ商人や、馬車乗りに勧誘を受けますが暫く歩いてみたかったのでお断りし、まっすぐ坂道を登ります。昼過ぎごろであれば、さっき乗ったばっかりだよ💦と言えばすんなり退散してくれます。

スフィンクス


歩道から見えるスフィンクス
歩道から見えるスフィンクス

坂道の左側にスフィンクスを見ることができます。このスフィンクス、鼻が壊れ落ちていますが、これはナポレオンが大砲で標的にしたからといった説があるそうですが真相は不明みたい。

ギザのスフィンクスに関して

全長73.5m、全高20m、全幅19mであり一枚岩から作られたスフィンクスとしては世界最大です。

カフラー王のピラミッドの葬祭殿からスフィンクスまで参道が伸びており、カフラー王のために建設されたとの説が濃厚であるが真相は不明とのこと。

スフィンクスをもっと間近で見たい人は、カフラー王の河岸神殿に行くことをお勧めします!

東側ゲートを背に、スフィンクスの麓にそのゲートがあり、スフィンのそばの高台まで行くことが可能です。※夕方になるとかなりの人で賑わうので、朝に行くこと方が良いと思います。

スフィンクスとピラミッド
スフィンクスとカフラー王のピラミッド

北ゲートを抜けて見える正面のスフィンクスです。カフラー王のピラミッドも一緒に枠内に収めることができます。

ゲートを抜けていきます。

ここを抜けるとスフィンクスの右側面を見ることができます。

スフィンクスとピラミッド
スフィンクスとクフ王のピラミッド

奥に見えるはクフ王のピラミットで、スフィンクスがピラミッドを背負っているみたいですね。ここの高台ではピラミッドの横顔に自分の横顔を合わせてキス写真を撮るのが流行りなようで多くの観光客が同様のポーズで写真を撮っています。

さてスフィンクスの寄り道はここら辺にして、一旦先ほどの東側ゲート出てまっすぐの坂道に戻ります。

クフ王のピラミッド

スフィンクスを通過して右手に見えてくるのが、ギザの3大ピラミッドの中で最大の、クフ王のピラミッドです。

クフ王のピラミッド
クフ王のピラミッド

巨大なんて言葉では、言い表せないほど壮大で美しいこの四角錐の構造物は、1個平均2.5〜7トンの石灰岩の切石が約230万個も積み重なり形成されています。当時どのようにして、これだけ正確に積み上げたのか、真相は誰にもわかりません。

クフ王ピラミッドの葬祭殿には、大きな切石が設置されており、観光客で賑わっていました。日本人観光客を見つけたので記念に写真を撮ってもらいました😁 ここでは、ピラミッドの頂上をつまむようにして撮るのが ”映え”のコツみたいです。

ピラミッドの頂点を掴む男
ピラミッドの頂点をつまむ

葬祭殿から北側エントランス方向に、クフ王ピラミッドを回っていくと、ピラミッド内部に入る入り口にたどりつきます。僕はクフ王のピラミッド内部へ入る別途のチケットも購入したので内部に入りました。

元々ピラミッドにあった内部への入り口は中央に空いている大きな穴ですが、我々その下にある小さな入り口から侵入します。この小さな入り口は9世紀に盗掘用に掘られた穴で、当時は火と酢を使用し、石を削り、穴を掘り進めたと伝わっているそう。途方もない作業、、、💦

内部に入ったところ。ここを通過すると上昇通路へとつながります。

上昇通路へ移行する途中に花崗岩製の石栓があり、これは建設当時内部への侵入を防ぐために置いたものとされていますが、皮肉なことにこの石があったからこそ、後に盗掘者によって上昇経路が発見されたとも言われています。

上昇通路は40mほどの長さがあり、角度も25度ありかなりの急勾配です。

手すりを使い登っていきますが、天井が低いため屈まないといけません。夏のピラミッド内部は40度を越すのでサウナ同然の環境下でかなり体力が削られます😕

上昇通路を通り過ぎると、大回廊と言われる巨大な通路につながります。

ここを抜けてやっと、王の間にたどりつきます。

この部屋がピラミッドがピラミッドの玄室とするのが定説ですが、一般的なピラミッドでは地下に玄室が造られており、なぜこのピラミッドだけこんなにも高いところに建設されたのか明らかになっていません。

王の間に置かれている石棺は、中の棺桶はもちろん、蓋すら見つかっていません。

ピラミッドの王の間までたどり着いた僕はサウナのような環境が耐えきれず足早に、ピラミッド外へ退避しました💦 外に出た時は、30度の外気がかなり涼しく感じられます。夏場に内部に入るかたは必ず水分を持参してください。

カフラー王のピラミッド

クフ王のピラミッドの周囲をぐるっと周り西側に進むと、カフラー王のピラミッドが見えてきます。

大きさではクフ王のものより小さいですが、高い台地に建てられているため側から見ると一番大きく見えます。

ピラミッドの頂上付近に石灰岩の化粧石が崩れずに残存しており、そこだけ色が白いといった特徴があります。建設当初は頂上のみではなく側面全てがこの化粧石で覆われていたため、全体的に白基調の構造物であったことが想像できます。

メンカウラー王のピラミッド

カフラー王ピラミッドを見ながら道路を進むと、少し小さいメンカウラー王のピラミッドが見えてきます。

メンカウラー王のピラミッドとラクダ
メンカウラー王のピラミッドとラクダ

他のピラミッドの長さの半分ほどでの大きさで、財政難が原因との説が一般的で、中央に見える大きな穴はピラミッドを破壊しようと試みた痕跡でだとか。

このピラミッド周囲にもたくさんのラクダいて、ここから次の絶景ポイントであるPanoramaic View Pointまでは舗装道路がなく砂漠が続いているそうなのでラクダに乗って行って見ることにしました。

Panoramic View Point

Panoramic View Pointは3つのピラミッドと、その周囲にある小さなピラミッドを全て一望できる絶景ポイントです。

砂漠の中を歩いていけないこともないですが、距離が少しあり坂道になっているのでラクダに乗った方が圧倒的に楽です。

ピラミッドとラクダ
パノラマポイントから見たピラミッド

※ラクダ乗りの注意点は下の方にまとめてあります。

9 Pyramids Loungeで食事

Panoramic Viewで写真を撮り終えたらちょうどいい時間になったので、さらに奥にあるレストランで食事をしました。敷地内にある唯一のレストランでちょっぴり高級志向なとこ。渡航前にテレビでチェックして、行ってみたかった場所です。

ただ着いた時間が11時前後で、モーニングしかやっておらず、エジプトの伝統料理フール(Full)をいただきました。また散々歩き回り、喉が渇いて仕方なかったので、大量に水分を接種しました。

ピラミッド内部では基本的には飲み物を売っていないため、必ず水を持参しましょう。脱水で死にかけます。

ラクダの乗り方

ラクダの乗り方について最後に触れておきます。

ラクダ商人や馬車の客引きは至るところにいるので、どこから乗っても構いません。

が!、値段交渉が必須になります。ここで嫌な思いをするかたは多く、僕自身結構メンタルを削られました😕

大抵のラクダ商人は、安くするよ〜、1時間500EGP、30分350EGPだよ〜などと言ってくると思います。もちろん全員がそうとは言い切れませんが、彼らの大半はあの手この手使って、この値段よりもかさ増しして請求してきます。

色んな旅人から聞いた彼らの手法をまとめました。

・ラクダに乗ってしばらく歩いてると、勝手にどんどん歩かれて多めに請求される。

・ラクダライドが終わっても、ラクダを降りるのにお金が必要と言ってくる(ラクダは身長が高いので1人では降りれません)

・ラクダを2頭連れて歩いていたので最終的に2倍の金額を払えと言ってくる。

・初めはエジプトポンドで成立していたのに、ドルを払えと言ってくる。

・ラクダライドの途中で部下が合流し、こいつは俺が教えてる研修生で俺の仕事はここまでだからと言って途中でお金を請求され、部下には払わなくても良さそうなニュアンスを伝えてくるも、結局その後部下からも請求される(おそらく部下でもなんでもない)

・財布の中にお金がないことがわかると、財布自体をくれと言ってくる ←僕の経験

防げそうなバカバカしい手法ですが、彼らは日本人が押しに弱く、英語が不自由な人が多いことを知っています。

僕の感覚では、1人でラクダに乗る場合多少のぼったくりは覚悟したほうが、最終的に嫌な気持ちをせずに終われると思います(笑)

自分でできる対策としては、複数人で乗る、交渉を録画するなどでしょうか。

もちろん本当に最初の交渉金額以上に請求してこないジェントルマンもいるでしょうし、こればっかしは運と交渉術によるものと思います。

このエジプトの旅で2回ラクダに乗った自分から送れるアドバイスとしては、なるべく若いラクダ商人を捕まえたほうが良いということ。なぜかというと、若い子たちは、スマホの扱いに長けており、写真の撮り方が上手いです。どうせぼったくられるなら、少しでも良い写真を撮りたいものですから😁

ピラミッドのライトアップショー

ホテルに戻り小休憩を挟みんだあと、朝入場ゲートでしりあった日本人女性のお誘いで、入場ゲートの前にあるホテル(Guardian Guest House)のテラスへ。

19時に到着したところ、ジュースを用意して待っていていただいたので世間話をしながらありがたくいただきました。異国の地で孤独な時に、こういった日本人の心使いはとても心に沁みます😌

その方はGWの期間でエジプトを周り、翌日帰国だそうです。

20時を回ったところでライトアップショーが開始となりました。3基のピラミッドが様々な色に音楽とともにライトアップされます。

その中でも個人的に、3色別々の色にライトアップされたピラミッドは圧巻でした。

※このライトアップショーは毎日やっているものではなく、イベントや結婚式等があると中止になりますので、事前確認が必要そうです。

初日が散々だったので今日は満足度が高い充実した一日となりました。

明日はカイロ市内散策した後に、アスワンに向けて移動します😌

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